【施工中】今回の工事は外壁面と屋根面の全塗装工事となります。
物自体は丁度築10年目となるのですが、塗装によるメンテナンスを行う事が御客様の最大の目的ではあります。
トップライト(天窓)からの雨漏れがあるようなので、その周辺部や製品における板金部分のシーリングを行いました。
外壁へ直接雨などの水分が伝わらないように水切りのような屋根端部の造作や軒天材料(スレート板)の交換も随時行っています。
屋根面のサビ落しと、大きく汚れている壁面の洗浄等を行いました。この後「高圧洗浄」作業も行いますが、その前の「事前清掃」ということになります。基本的に塗装前にこういった洗浄を行うのは、私は”常識”だと信じております。
塗装工事を行う際に、この洗浄を行わない業者もいるそうですね。汚れそのものは塗料によって塗り潰されるわけですから、あえてその下地素材を洗う必要性は無いのだとか・・・。
汚れた面の上から塗装を載せても剥離したり不具合は生じるするでしょうし、何より下地素材を点検するという意味合いがこの洗浄にもあると自分は思っています。
壁サイディングの「取合いシールの打ち直し」作業を行っています。大概は全体塗装を行う際に全体点検も兼ねて行うのが一般的です。
屋根板金など金属部には「サビ止め塗料」を下塗りします。 これらの下地作業をどこまできちんとできるかで最終仕上げの出来栄えと耐久年数が大幅に変わります。
特に耐久年数はこれから数年に渡っての結果ですので、まだまだ先の話ではありますがその期間も含めて御客様とは今後長いお付き合いとなりますので、できるだけのことはやりたいと考えております。場合によっては3年で剥がれ落ちてくる塗装もあり、そんな工事では信頼は勿論得られませんので。。。
外回りの工事は特に、天気に左右されるので、日曜日や祝日など関係なく、天気が良ければ作業を行なうというのが当たり前の時期でもあります。
晴れ間をみて、出来る所から手を掛けていかなければなりません。
今回は軒天のスレート板の部分など、濡れていない部分の塗装を行っています。
外壁の塗装作業に入りました。今回の塗装は業者からの薦めもあって、「低汚染ハルス耐水塗料・ハイウェザーDCプレミアム」というシリコン系の塗料を使用しています。
御客様には一応アクリル系からフッ素系まで一通りの説明をした後、一番コスト面や耐久性を考えてバランスの取れた製品を提案させて頂いております。勿論、現段階ではフッ素系が一番耐久性があるということにはなっていますが、幾分高額なのとまだ実績という点についてはもう少し時間が欲しい気がします。
個人的には、そういう意味では「シリコン系」を薦めてはいますが、今や製品種も多様化しており、ウレタン系だからシリコン系に劣るというように一概には言えないのも事実ではあります。あとは、塗料業者とメーカーとの関係も含めて、一番信頼のおける工事を行うのが一番になるような気がします。 外壁を終えて、残りは屋根板金部分のみとなります。
雨漏れの為にシーリングで補修した部分も塗装で仕上て完了となります。
天候不順な中、ココ数日良かったのが現場としては助かりましたね。
足場のある部分以外は、外壁と屋根塗装が完了しました。
全体チェックを行い翌日足場の撤去へと進んでいきます。
その後足場があって出来ない部分の塗装作業を行います。
外壁塗装は部分的な手直しを含めて最終仕上げとなりました。
メイン工事は”建物全体の塗装”ではあったのですが、保険を利用した雨漏れ修理も依頼されており、その工事も伴っていたので、その分がようやく終わったということです。
外部は以前に終えていたので、残り作業は内部の天窓部分の修繕ということになります。吹抜けの上に天窓があるので、室内に足場を設置します。
その後、漏水によって汚れた周辺部クロスの貼り換え、そして木製天窓の枠部分の修繕塗装、シーリングの作業を施しました。