【施工中】JR新さっぽろ駅高架下の「佐藤青果」様の工事が始まります!
現場は天井も解体され、躯体が現れ”裸状態”になっていました。
希望設計が担当するのは、ここから店舗が完成するまでの作業です。
排水管も必要になるのでその分の床配管工事が必要となります。
新しいトイレや洗面台等の配管も必要になりますので、それに沿って床を切り取って作業を行っていきます。
器具や使用用途によって配管の大きさを決め、排水される方向へわずかではありますが勾配を取りながら設置されてきます。
鉄骨等を利用して補強しながらのボルト取付作業となりました。
床部分の埋設配管作業が終ると埋め戻し体制にはいります。
床にはあらためてコンクリートを打ち込むのですが、その前にコンクリートの補強の為に鉄筋の配筋が行われます。
配筋の下には砂利敷き詰め・転圧、断熱パネル・ポリエチレンシート敷き込みといった作業が行なわれています。
切り抜いて配管工事を行った床もあらためてコンクリートによる打設が行われました。
水廻り器具類の位置確認、全体レイアウトの最終確認等を行っていました。
床コンクリート打設後、乾いたらいよいよ天井なども含めた本格的な作業が始まります。
設備系では給排水配管関係、電気関連、ガス業者等々それぞれに埋設される下地の処理作業を行います。
先日開けられた新規開口部へのサッシ取り付け作業もサッシ業者によって始められました。
設備業者の下地作業などが終わると、いよいよ内部壁や天井で”囲う”作業に入ります。
新しい開口部に両開きの新しいサッシも取付られました。
2箇所あるステンレスサッシも扉のみ新しく交換され、押棒もアルミサッシと同じものが取り付けられました。
現場での工事が進められる中、店舗内部で利用される「陳列台」の製作も始まりました。
店舗中央に置かれる丸いタイプと、壁側に置かれる雛壇形式の四角いタイプです。
現場では天井の下地になる軽量鉄骨組み作業が進められてきました。
職人さんへ納まりを説明したり、打合せに使用したりとか、時には自分で確認する為にも、やはり実際の現場で実物大で書き込むと実感も湧きます。
御客さんにもまだ二次元的ではありますが、実際のイメージ説明にも使えますしね。
現場では軽量鉄骨(LGS)による天井下地と中間仕切壁の下地が作られてきました。
今回の現場はJR鉄道の高架真下という現場でしたので、高架に関わるコンクリート柱や2階床の鋼製デッキから”支え”を取ってはいけないのです。
この下地作業に伴って、照明用装飾用の吊ボルト等も取付されていきます。
軽量鉄骨による下地骨組み作業が完了すると、今度はその上に”石膏ボード”を貼る作業が始まります。
住宅の場合だと一般的には大工さんが貼るんですが、こういった”ビル系”工事の場合は大抵専門の職人さんが来ますね。ですから、作業はさすがに早い。
新しく取付けられたアルミドア付近の床は左官屋さんにより床補修も行われました。
良心的な価格で的確な仕事をしていただいた「河合電設」さんには本当にお世話になりました。
住宅工事とは少々勝手が違い、基本的には”ビル系”として工事が進められてきました。ので、図面が必要だという事です。
天井です。店の上にはJRが走っているので強度確保などにも苦労しました。
スピーカーです。ラジオを聞くだけではもったいない程の代物です。
防火対策のため三枚建具のアルミ・ガラスで扉を作りました。玄関フードと同じつくりの扉です。
全体的に地味な色が多いのは野菜の色を活かすためです!
【施工後】陳列台の上にカゴを置きました。この中に野菜・果物を入れて販売します。
洗い場が2つあるのは、泥のついた野菜を洗うためです。
店内から出入り口を見た様子です。この他にも大きな出入り口があります。
店主の佐藤さんとの2ショットです。ありがとうございました!