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空知郡南幌町 内装、サッシ等大改修リフォーム施工事例


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temp_06.jpg 北海道空知郡南幌町 temp_10.jpg 既存和室大改修
temp_07.jpg 約21日間 temp_09.jpg 築43年
 

temp_02.jpg 笹島さんは、以前に南幌町内の体育館の管理人の仕事をされておりました。 その時に御世話になったのが私の3人の娘達です。 当時小学生だった娘達はバドミントンに興味を持ち、練習の為に体育館に訪れ、その度毎に娘達は笹島さんとお会いしていたようです。
 
そしてその娘達の父親が一級建築士だという事をいつしか知り、大きな工事の際には一度話をしてみようとも思っていてくれていたようです。 その機会となったのが今回の和室の改修工事でした。工事についてはしっかりしとした仕事をして欲しいとの要望もあり、建築士としての私への期待も大きく、いろいろと難しい要望や、意外な腐食箇所等の対応もあった工事ではありましたが、結果として十分満足して頂いた事と思います。同じ町内で、子供達を通じ、信用を頂いた上での工事はとても責任重大ではありましたが、印象的な嬉しい出会いとなりました。

temp_08.jpg 既存和室(仏間)天井雨漏り跡等の修繕、隣接する和室(6畳)をフローリング床の寝室(洋間)仕様とし、洋室部分へ大型収納のクローゼットを造作してほしい。仏間扉はスライド丁番を使用してほしい。


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施工前の8畳の和室です。 和室の出入り口である4枚襖は、引き込み式の4枚金具に変更していきます。 仏間の扉は収納式に変更。
6畳の洋室(旧台所)の施工前です。 長年住んだ思い出の品が沢山あります。 左側のトイレのドアはそのままに、右側の区切られた室内スペースは全て一体化し、広い空間を創り出しています。
和室の窓サッシです。こちらは断熱式のサッシに取り換えていきます。 洋室(旧台所)の出窓です。こちらは窓自体を撤去し、壁で塞いでしまいます。 天井は雨漏り跡等の修繕を行います。



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施工前、採寸中

開始する前に、隅々まで採寸していきます。S様のご要望を叶えるために、施工担当者とも現場で綿密な打ち合わせを行います。


解体

いよいよ施工開始!既存の天井や壁を解体しながら、天井の雨漏り状況も確認します。表面が綺麗になるだけではなく、根本的に住まいを改善する必要があるので、施工をしながらも既存状況の確認を進めます。


スライディングウォール採寸・確認

今回の工事で施主様の大きな要望の一つが、”必要に応じて大きな空間を創り出す事”でした。その為には8畳の和室と10畳の洋室を区切りながらも、時には大きな空間とする為の工夫が必要だったのですが、いろいろと検討した結果、”4枚建具引き込みのスライディングウォール”を採用する事になりました。

特長としてはハンガー仕様の為、床へのレール等は一切ありません。一般的な4枚障子ですと4本溝の幅200㎜程度の敷居が床に発生します。また天井も1本レールで引き込む為にスッキリとした納まりとなっております。よく施設などで採用されている”スライディングウォール”ですが、戸建て住宅で使用される事例は少ないと思います。

この製品は完全オーダーの為、綿密な採寸が必要とされますが、その採寸を基に製作を依頼したのは富山県にある”株式会社 山崎”という会社でした。北海道の建具業者では不可能でしたので製作をお願いしましたが、思い描いた通りに、御客様にも満足を得られた貴重な事例となりました。仕上がりはぜひ施工後のお写真をご覧ください!


壁下地造作

壁の下地を造作しています。今回は天井はブローイング断熱等、壁と畳はグラスウールを使用していきます。


内部造作ボード貼

断熱ボードを貼り付けていきます。まだまだ先は長いですが、段々と部屋のイメージが見えてきましたね。

今回の工事で要望されている大空間を作り出す工夫で一役かっているのが”軽量梁”です。スチール製の素材と木材とを併せた梁なのですが、両端で4.5m以上を渡しております。大きな空間は、ともすると地震等に弱い空間にも成りがちですが、出来るだけの強度を保つことは必要ですし、それを検討するのは工事をする側の大きな責務でもあります!


外部左官工事

こちらは外壁部の左官工事の様子です。既存外壁下地はモルタル仕様ですので、撤去された出窓部分は壁を造作して塞ぎ、そして新しく取付された断熱サッシの開口部周辺も、まず下地はモルタル左官作業によって行われます。

ちなみにモルタル左官の作業はニ度行われるのですが、一回目は針金状の”ラス”と言われる下地に塗り込む様に行われ荒目に仕上げます。その後一日置いて乾いた段階で、二回目はその荒目の表面のモルタルに刷り込む様に行い、今度は金ゴテで平滑に仕上げます。二度塗る事によってその強度を保ち、壁内への浸水も防いでいるんですね。

最終的な仕上げは塗装業者にて塗装等が行われるわけですが、今回は既存外壁と同じ様に”ホワイト系ボンタイル吹付塗装”にて仕上げられます。


断熱樹脂サッシ取付

新しく開口された箇所には断熱樹脂サッシを取付しております。今回採用したのはLIXIL製のトリプルガラス仕様の”エルスターX”。希望設計とては2016年から全ての現場に新築・リフォーム問わずトリプルガラスを使用しております。また和室側のサッシも同じエルスターXを、この箇所は壁を壊さずフレームにて納める工法を採用しております。詳しい工法はこちらをご覧下さい>>>


クロス下地パテ作業

 
内部の造作が完了したら、そのままクロスの貼り付けに取り掛かります。接着用のパテを塗布してすっきり爽やかな白いクロスを貼り付けます。


仏間箱設置

施主様からの大きな要望の二つ目が”仏間”にありました。既存の仏間に取付されている観音開きの扉本体を、今度は開いた時には収納して欲しいとの要望でした。今までは開いた扉はそのまま左右に開かれていたままでしたので、どうしても扉が邪魔で気になって入たようです。かといってその扉を撤去してしまえば、いざ御仏壇を収納したい時には扉が無ければ困ります。

という事でお願いされたのが扉を開けた際には扉自体が収納出来る仕様の仏間でした。金物はスライド丁番に引き込み式の金物が併用された製品を検討したのですが、大きい扉に対応出来る標準仕様の金物が出来ないという事で、こちらも引き込み部分のレールをオーダー製作しました。こちらも綿密に採寸され、その特殊な”引き込み式スライド丁番扉”が備えられた仏間の箱が無事設置されました。多分、ココまで大きな引き込み式の建具は他では見られないのではと思います。


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施工完了しました!新築の様に美しく仕上がりました! S様のために取り寄せたスライディングボードでの施工でしたが、洋室と和室との境に段差が全くと言って良いほどありません!
クローゼットは閉じているとフローリングの色合いとマッチして、すっきりとした空間になります。 窓サッシはLIXIL製の「エルスターX」を使用。LIXILの最先端技術で作られた断熱のトリプルガラスです。外の寒さからはこの窓が住まいを守ります!
 
S様と記念撮影!今回は希望設計にご依頼いただきありがとうございました!ずっと住まわれた思い出の住まい、今回は洋室と和室の大改修でしたが、S様のご希望が叶った素敵なリフォームになり、私自身もとても嬉しく感じております。3週間と長い間、ご協力いただきありがとうございました!!  




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